2020年12月6日日曜日

UiPath Acrobat ReaderでPDFファイルを開く

 UiPathでAcrobat ReaderでPDFファイルを開く際に、「アプリケーションを開く」アクティビティ使ってPDFファイルを指定すればできるでしょ、と思ってたらうまくいかなかったのでメモ残しておく。


以下のいずれかの方法で開けます。

(UiPath Studio 2020.10.2 (CE)、Adobe Acrobat Reader DC 2020.013.20066 で確認)


その1:「アプリケーションを開く」(OpenApplication)アクティビティの場合

セレクター

"<wnd app='acrord32.exe' cls='AcrobatSDIWindow' title='*.pdf - Adobe Acrobat Reader DC' />"

ファイル名

"C:\Program Files (x86)\Adobe\Acrobat Reader DC\Reader\AcroRd32.exe"

引数

"-path " + Chr(34) + 開きたいPDFファイルのパス + Chr(34)

  • 引数に "-path " を入れてから開きたいPDFを指定する。
    [参考] 既存PDFを開く方法 - 日本 / フォーラム - UiPath Community Forum
    https://forum.uipath.com/t/pdf/150075

  • 開きたいPDFのパスにスペースが入ると開けないので、前後をダブルクォーテーション=Chr(34) で囲む。
  • 複数のPDFファイルを開きたい場合は、半角スペースを入れて次のファイルを指定する。("-path" は最初の一つだけでOK)


 その2:「プロセスを開始」(StartProcess)アクティビティの場合

ファイル名

"C:\Program Files (x86)\Adobe\Acrobat Reader DC\Reader\AcroRd32.exe"

引数

Chr(34) + 開きたいPDFファイルのパス + Chr(34)

  • 引数に "-path " は不要。開きたいPDFを指定するだけでOK。
  • 開きたいPDFのパスにスペースが入ると開けないので、前後をダブルクォーテーション=Chr(34) で囲む。
  • 複数のPDFファイルを開きたい場合は、半角スペースを入れて次のファイルを指定する。

2020年9月29日火曜日

UiPath ファイル作成時のエンコーディングの指定による違い

UiPathでファイルに対するデフォルトのエンコーディングは UTF-8 とのこと。ファイル作成時のエンコーディングの指定によって、作成されるファイルがBOM付き/BOM無しと違っていたので?と思って調べてみた。

(UiPath Studio 2020.4.3 (CE)で確認)

■アプリの連携>CSV>CSVに書き込み(WriteCsvFile) アクティビティ

書き込み元データ:DataTable

Encodingの指定作成されるファイル
未指定UTF-8 BOM付き
""UTF-8 BOM付き
"UTF-8"UTF-8 BOM付き


■システム>ファイル>テキストをファイルに書き込み(WriteTextFile) アクティビティ

書き込み元データ:String

Encodingの指定作成されるファイル
未指定UTF-8 BOM無し
""UTF-8 BOM無し
"UTF-8"UTF-8 BOM付き


追記:2020/12/06 UiPath Studio 2020.10(CE)で確認
「CSVに追加」(AppendCsv)アクティビティで "Shift_JIS"を指定してもダメ!? UTF-8で書き込まれてしまう。 → UiPathのバグっぽい?
(ちなみに、既存ファイルがない時に「CSVに追加」でShift_JIS指定は動作OK ← 意味ないけどね)

[参考] AppendCsvFile使用時の文字化けについて - 日本 / フォーラム - UiPath Community Forum

2020年5月28日木曜日

UiPath Studio 繰り返しアクティビティでContinueとBreakが使用可能になった

ついにというか、やっと?、UiPath Sudio で繰り返し(前判定/後判定)アクティビティ内で、「Continue」と「Break」 が使えるようなった!

なお、使用できるようにするためには、「UiPath.System.Activities」パッケージを v20.4.x へバージョンアップする必要があります。会社で使っている方々とっては、簡単にバージョンアップできないだろうから、すぐに恩恵に預かるのは難しいでしょうが。

UiPath.System.Activities リリースノート
https://docs.uipath.com/releasenotes/lang-ja/docs/uipath-system-activities#section-v-20-4


2020年5月14日木曜日

UiPathStudio(CE) 式エディターをキー操作で閉じる

UiPath Studio上の 式エディター をキー操作だけで閉じる方法
Community Edtion v2020.4.0で確認

式エディター
■変更確定 [OK]ボタンとして閉じる
 [ALT]+[ENTER]キー

 ※何かしら変更がないと使えません。

■変更取消 [キャンセル]ボタンとして閉じる
 [ALT]+[F4]

 ※連打しないように注意。Studio自身も落ちちゃうよ!

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以前は、UiPathStudioの式エディターを閉じるときは、TABキーを押せば、[OK]ボタンにフォーカスが移って、続けて[Enter]キーでよかった。もしくは、[ESC]キーで。
先日からそれができなくなった。

バージョンがあがった影響。確認したら、「Studio Pro 2020.4.0 - 2020/05/04」でした。
…ところで、"Pro"って何? 以前はなかったような。


いちいちマウスに持ち替えて[OK]押す操作って面倒じゃないですか! なわけで、いろいろとキーを試してみた次第です。
とりあえずキー操作だけでできるのがわかったが、2つキー押すのもやりにくいのも事実。 以前の仕様に戻してもらえるといいなぁ。

2020年5月13日水曜日

Excel上で、ツリー構造のような表示

わかりにくくてすみません、単なる個人的なメモとして残すために書きました。

■目的
ファイルリストのような階層データを treeコマンドの出力結果のようにしたい

■G1セルの式
=IF(A1<>"",A1,IF(COUNTIF(A$1:A1,"<>")=0,"",IF(B1<>"",IF(AND(A2="",G2<>""),"├","└"),IF(AND(A2="",G2<>""),"│",""))))

詳細は以下の画像で確認